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お彼岸

今日はお彼岸のお中日。
どうしようか・・・と迷ったけど、仕事も休みだし、多分しなかったら後で ”できたけどしなかった。したらよかった” とウジウジ思うかもしれないので、やっぱやっときますか!!

いつも大変お世話になっているマエダの団子の粉を、まぜまぜして、こねて

程よい硬さにまとまったら

等分に切り分けて、できるだけまん丸に丸めて、大きさを調整しながら重ねて、蒸します。

所要時間30分。
誰も手伝わない(手伝わさないとも言う)ので、朝の貴重な時間をまあまあ使ってしまいました。
”(故)お父さん、朝っぱらから頑張ったから、食べて~~”


実家の仏壇に持って行き、お供えをしながら、ふと疑問に思いました。

ねえねえ、お父さんはこっち(の世)に帰って来るん? お盆じゃないから、帰ってこないよね。じゃあ、お墓に持ってった方がよかったんじゃない??
そもそもお彼岸て何?

母:お彼岸は、お墓参りに行って、お墓掃除して、お供えして、拝んでくる日。で、おはぎを食べる日。でも、今日は暑いし、お墓まではいかなくて大丈夫。

え?お墓参りに行く日なら、行かないと・・。
しかも ”おはぎ” 供えた方がよかたのぉぉ??? 急に言われても、簡単には作れないよ!

母:大丈夫。日曜日に(母方の実家の)みんなが、お墓掃除に行って、一緒にお父さんのお墓もきれいにしてきてくれたって。

へえぇえ。いいんならいいけど、いいのかな?
お彼岸て何???

↓↓
「彼岸」という言葉は、「paramita(波羅蜜多、パーラミター)」という言葉を漢訳した「到彼岸」を略したものといわれています。「paramita(波羅蜜多、パーラミター)」は、サンスクリット語で、仏教用語の「パーラム(彼岸)」「イタ(至る)」の2つが合わさったものです。
「向こう岸(煩悩のない仏さまの世界)」といった意味をもち、その境地へ達するために行う修行や修行期間を意味するともいわれています。
「六波羅蜜」は、この世に居ながらにして彼岸に至るための6つの修行のことです。

布施(ふせ)波羅蜜:見返りを求めず、他人のために惜しみなく善行を施すこと
持戒(じかい)波羅蜜:戒律を守り、身を慎み、他人に迷惑をかけないこと
忍辱(にんにく)波羅蜜:身に起こる災いを受け容れ、耐えしのぶこと
精進(しょうじん)波羅蜜:誠心誠意努力を続けること
禅定(ぜんじょう)波羅蜜:常に静かな心を持ち、動揺しないこと
智慧(ちえ)波羅蜜:怒りや愚痴、貪りに捉われず、物事の真理を正しく見極めること

お彼岸とは、ご先祖に感謝を捧げるだけでなく、この世に生きる私たちがこの六波羅蜜を実践すべき期間でもあるそうですが・・・

難しいですね(u u);


お父さん、団子で我慢して~~m(u u)m
 
2021.09.23
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