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お盆 毎年のことですが3&4

続きまして、毎年、お盆に我が家でもめる話。

お霊供膳。
父が亡くなって以来、禅宗系のわりと戒律が厳しい宗派の和尚さんに躾けられた私は、完全な精進料理にこだわり、出汁にもイリコやカツオ出汁を使わず、昆布やシイタケの出汁で、煮物を作ってきました。
美味しいものは全く使えないから、そりゃ~地味な見た目になりますが・・。

先日、母と姉と一緒に買い物に行って、3日分のメニューを考えて材料をそろえました。
一瞬、私が二人と別行動をしていた隙に、ヤツらは、フジッコや出来和えの総菜の煮物を買っていました。

ちょっと、どういうこと??
私が作るって、材料揃えとったのに、なんで、カツオ出汁を使ってるような物を買ったん??

母:だって、彩りがきれいで、美味しそうやろ。出汁に使っとるだけで、具材に肉や魚が見えとるんじゃないけん、かまんのじゃないん?

はぁあああ!!!?
今まであんなにだしの素も麺つゆも使わずに頑張ってきたのに、今年から何で急に考えを変えたんですかっ??
来年から二人で好きにしてっ!!!!!!

怒りながらも、今年は今まで通り完全精進料理で。

母といっしょに盛り付けましたが、毎度毎度ごはんの分量がうまくいかない。

父用のは、ごはんてんこ盛り。
”わし、こんなには要らんぞ。よ~食べんわいっ” という声が聞こえてきそう。


そして、仏様用のお膳は、ご飯スカスカ。
母:ぎゅ~っと握ったら、小さくなってしもうた。あんた、早くほぐしてふわっと盛り直してや。

一度ギュ~ギュ~したものは、もう戻らんわいっ!!
ついでに、せっかく飾り切りしたニンジンは、表裏逆に盛り付けるなっ!

ちなみに、迎え火を炊くのも



紙だけ先にボーボー燃えて、アサガラは燃え残る・・。
だから、紙は小さくちぎって何個かに分けて、アサガラは短く折って、投入しないと・・。

お父さん、来年からはもうちょっと心穏やかにお盆を迎えれられるよう、修行しておきます。
 
2023.08.13
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